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登録第3783号瓜生正義選手(福岡)は、令和4年5月28日(土)に紺綬褒章を受章し、9月29日(木)に褒章伝達式が行われました。
 
瓜生選手は、今までも被災地復興支援や新型コロナウイルス感染症対策のために獲得賞金の一部を寄付していましたが、この度、公益財団法人日本財団「夢の奨学金」に寄付をした功績が認められ、国土交通大臣から推薦を受け、閣議決定を経て紺綬褒章授与が決定しました。
 
褒章伝達式は日本財団にて行われ、日本財団・笹川陽平会長より、紺綬褒章が瓜生選手へ伝達されました。
 
紺綬褒章とは、公益のために私財を寄付し、その功績が顕著な個人や団体に対し、内閣の助言と承認のもと、天皇陛下から授与される褒章をいいます。
 
瓜生選手は「我々ボートレーサーはファンの皆様のご声援をいただきながら、関係者を始めとする多くの人たちのサポートを受けて日々活動しております。私はボートレーサーとなって25年以上が経過しますが、これまで自分を育て、支えてくれた社会に対し、何か力になれることはないかと考えておりました。そんな時に、日本財団の実施している『夢の奨学金』という、環境的に恵まれない子供たちに対する支援があることを知りました。ボートレースのファンの中には、ありがたいことに、ボートレーサーになることが夢だと言い、夢に向かって努力している子供たちがおります。一方で、誰もが自由に抱いて良いはずの自分の夢を、過ごしてきた環境により諦めざるを得ない子供たちもまだ数多く存在していると知り、胸が痛みました。そして、自分の受けた恩を未来に還元していくために子供たちの夢を支援したいと考え、今回の寄付を決めました。私個人ができることはささやかでありますが、その思いを持ちながら一走一走真摯に取り組み、今後も尽力する所存です。」と思いを語りました。
 

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