優勝戦後の水上パレードでは、スタンドを埋め尽くした地元ファンから「てっちゃん、おめでとう」の祝福コールが鳴りやまず、最後の最後までファンに手を振り続けた。「お客さんがいっぱいの中での優勝。やっぱりこうでないといけませんね。A2になるので大きなことは言えませんが、もうちょっと頑張ってみます」とはにかみ笑顔。輝かしい実績を誇ることなく、常に目の前の一走に全力を傾ける姿勢はデビュー当時と変わらない。102回目のこの優勝は、市川哲也伝説の新たな始まり。そう感じさせた優勝戦だった。(宮島担当 野白由貴子)
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